フジロック
BLACKMARKET / Bootsy Collins Tribute to the Godfather of Soul / eastern youth / FLOWER TRAVELLIN’ BAND / THE GO!TEAM / HARD-FI / IAN BROWN / M!NK / MY BLOODY VALENTINE / SPECIAL OTHERS / UNDERWORLD
…and more artists to be announced
hard-fiもian brownもマイブラもスペアザもアンダーワールドも見れるなんてーーーーーー!!!!!
ありえーーん。hard-fiとアンダーワールド去年両方見に行こうとして見れなかったからメチャうれしー。
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で、アジカンのワールド ワールド ワールドを試聴した。
ホントこのバンドは私の命です。
今までの3つのアルバムは全曲シングルカットできるのではないかという神過ぎるアルバムだったと思う。野球で4割5分を打っているようなところがあった。今回のアルバムはようやく3割1分といった感じで、アルバムという単位で成り立つ楽曲という感じがした。それがまたいい。
さらっと聞いただけだが、ワールドワールドワールド(インストラメンタル)で始まって、アフターダークへの流れがよかった。アフターダークはなんか軽いなーと思っていたが、アルバムで聴いて曲のよさがわかった。シングル曲ではないんじゃないかと思う。演奏うまい。(演奏下手とか言ってるやつらは何なんだろう)
全体的にメッセージを表に出す曲(No.9は憲法9条、ライカは不幸な宇宙犬、アフターダークは宮沢賢治をモチーフにしている)が異常に多く、詩が恥かしいさを感じるぐらい反戦を歌っている。
で、一番心に残ったのは或る街の群青。
曲の並びに非常に気を使う後藤さんが外せなかったというこの曲は確かに不可欠。他の曲と違う文脈で生まれながら、アルバムにすっぽりと収まっている。この曲があるのと無いのではアルバムが別物になると思う。
ポップではあるが、メッセージが強くこめられた他の曲と違い、素直に存在しないある空想の街を思い描き、闇を振り切って飛ぶという強い意思を表している。
格好のよすぎる男の子的ロックが”世界はこうだ、しかし俺はこうさ”というとりあえず現実をいったん見ない格好のよさを感じる。
うん。何を言っているのかよくわからん。