蹴りたいブログ
私が見ている子の字は蛇みたいだ。
なんとなくグネグネしていて、見たことがないぐらい汚い。
性格もひん曲がっているし、多分親のせいもあるんだろうけど、毎回おっぱいを見てくる。
目がちらちらこっちを見てくる。自転車についた反射板みたいにこっちに目の光がキラキラ飛んでくる。
「見たでしょ?今。先生のおっぱい」
なんていえない。
安いAVみたいだ。
それに多分こう返すだろう
「もっと見てもいいですか?」
ガリベンって言われていたあたしはまだ処女だ。胸だけはでかいけど、あんまり色気はない。性欲もないし、めがね掛けてるし。
今だって、三角定規で適当な線を書いてるけど、多分ちんちんはビンビンだ。なんだろう。このムカツク感じ?
お給料はもらってるし、いまさらやめらんない。世のなか不況だし。
「あ、書けました。言われたぐらいの大きさで。」
計ったようなタイミングで妄想は打ち切られる。
「え、えっと何の問題だったっけ?」
あたしは慌てて妄想から飛び出して、問題を思い出した。三角定規は関係ないような気もする。サインカーブの問題だったっけ?
それにしても何時からだろうこんなにおっぱいが膨れ上がったのは?イースト菌を入れすぎたパンみたいだ。電車に乗れば、おっぱいの体積分の卑猥な目線。世の変態どもの妄想もふくらんじゃったみたいだ。
毎日ソフトオンデマンドの秘書のような気分で、体をなめるように見られる。毎日AVに出てるんじゃないか?って思えてくる。
一体誰がこんなルールにしたんだろう?満員電車なんてヤバイ。何本チンポ押し付けられるんだろう?ほんとどんだけビンビンなのだろう。こいつら。
北先住の駅で人が降りたらホッとして席に座る。さっき触ってた奴は誰なんだ?知らないけど、ホッとしてアイポッドを取り出して音楽聞く。知らないおっさんが上からやっぱ見てる。
「おいおい、またかよ。乳みんな。」
軽くガンをつける。スポーツ新聞がサッと目線を覆い隠す。きたないオッサンだ。ワセリンみたいな頭の照かりがやばい。オッサンスポーツしなよ。汗くさいよ。
出来るだけパイオツは目立たないように服は選んでいるつもりだ。パイオツを隠すのは簡単。着膨れすればいい。でも私はFカップ。FってFATのFじゃん。FIFAのFじゃん。やばい。やっぱ何着ても目立つ。それに男性のパイオツ定義の厳密さはすごい。なんで分かっちゃうんだろう?
ジュディーアンドマリーの飛行船って曲が耳に入ってくる。私はもう、気にしない。ジュの文字をクリクリやると、次はジュディオングだ。ジュディオングの曲を聴いてみる。お母さんが入れたんだろう。私こんな曲聴かないし。
知らない曲だけど結構よかった。
お母さんはHカップだ。胸だけでかい家族だ。
家はちっさいし、お風呂はせまい。おっぱいが入らないぐらいせまい。ウソだけど。でも夢もちっさいし、器もちっさいけど、おっぱいだけでかい。だからなんだっていうんだろう?
そんな電車を乗り継いで一軒のおうちに来るんだ。来たんだ。そしたらこの中学生だ。
ヤバイ。目が変だ。もう、オッサンそのもの。夢なんて小学生で捨てたんだろうな?馬鹿だし。
「パイロットとかそういう夢ないです。強いていうなら3種公務員。」
そんなこと言ってたっけ?どこで覚えたんだろう?3種公務員。税金使ってほしくないなこんな馬鹿坊主に。
「えっと、今って教育費用ってどれぐらい掛かってるんですか?」
「僕、払ってもらった分だけ勉強しますから」
私に聞くなよそんなこと。お父さんに聞いてくれ。
お父さんはエロそうだけど、いい人だから、どこでこんなに性格がねじれたのかよく分からない。変なポスターを張ってるし、チンポ張ってるし、こいつ本物の将来マジ物の変態公務員だわ。
「えっと、聞いてますか?この問題ってこれで解けるんですか?」
ハッと我に返る。一秒で思い出す。馬鹿でも解けるサインカーブだから、すぐに解き方を思い出す。鉛筆を伸ばすとおっぱいの膨れが強調されて、変態公務員予備軍の目線が落ちる。
おいおい見るのそっちじゃないだろ。
さっと目線を紙のほうにずらして、問題を聞いてるフリをしてるけど、やっぱチンポ立ってるわ。それにしてもデケーな。夢ちっちゃい分海綿体がでっかい。マジ鷲みたいにとがってる。でも、堂々とチンポ立てるのやめてくんない?
あたしは適当に解いてみせる。適当に解いても多分分かってないから、毎回同じ説明している気がする。毎回おなじ所で躓いて、毎回おなじように叱るんだ。ほんとパターンだ。コントみたいだ。
ゴムがちぎれたチョロQみたいに同じだけ後ろにひっぱるんだけど全然前に進んでくれない。
馬鹿だから多分3種も無理だ。やばい、やばすぎる。