人間四角
わたしはバグの多い人生を歩んできました。
自分には、なめらかな動画を再生できる
アイフォンというものが、見当つかないのです。
携帯電話はバグだらけのアンドロイド1.2を使用しています。
自分は東北の田舎に生れましたので、ドコモショップをはじめて見た時に
ウィルコムじゃない携帯電話屋さんがあることに衝撃を受けました。
抱き合わせでYahooのADSLが売られていない、そんな馬鹿な。
自分は停車場を、上って、降りて、そうしてそれが線路
をまたぎ越えるために造られたものだという事には全然気づかず
大人の階段だとばかり思っていたのです。大人の階段を登って降りたら、
そこは子供なのか?老人なのか?それすら分からないのです。
登って下った先にはアナザーワールドがあるとばかり思っていました。
もしくは、天国への階段だと考えていたのです。
ツェッペリンの音楽はわたしを飛行船へと誘ってくれないのです。
ギターのサウンドは天国まで登る煙のように幻想でしかありませんでした。
ギターソロの上ったり降りたりは、自分にはむしろ、ずいぶんと気の利いた反復運動に思え、それは世の中ののトラヴィスの曲の中でもでも、最も気のきいたチューニングギターの扱い方だと思っていたのです。
のちにギターソロはただギタリストの為のオナニー行為でしかないと気づいて、、
にわかに興が覚めました。