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〜コミュニケ/サブカル/音楽/会社人生などを語るをしてみんとして〜

デス・プルーフ in グラインドハウス

見てきました。タランティーノ監督作です。

っていう二つの映画がなんか二本立てみたいにしてグラインドハウス(60〜70年代のアメリカでB級映画ばかりを2〜3本立てで上映する劇場の総称)を再現しようってことらしい。正直ロバートロドリゲスの方は”バリバリのB級映画作ったたで、どやー”って感じだったので見ようとは思わず、タランティーノの方を見ました。
面白かったです。

監督が自分にとってのジュークボックス(CDコレクションみたいな奴)だとタランティーノがいってる通りタランティーノの映画のエッセンスが盛りだくさんでした。

テンポのよい会話、ノリ、馬鹿話などレザボアドックス、パルプフィクション等要素や、女性が主人公で、強いってとこはキルビル要素などなど。もちろんこんなのはどんな映画でも必要なエッセンスですが、いかにもタランティーノ節満開なのです。さらに、いきなり白黒になってすぐカラーに戻るところとこはシン・シティ(ロバートロドリゲス)をパクるっていう、これもタランティーノ節満開。

2部構成といえる映画ですが、1部で、あれ、完全にB級映画に登場するようなキャラが出てきてただのタランティーノらしさ満開の猟奇的殺人サスペンス?と見せかけて、2部では非常にみごとなドンデン返しがあり、ありそうでなかったあんま見たことない展開の映画でした。

とにかく痛快でした。拍手起きてた。

音楽を今からチェックしようと思います。

(ちなみに帰って虎ノ門みたら井筒監督が映画の商業主義ぶりにブチ切れていらっしゃいましたが、こういう心意気の映画が映画本国アメリカからでてきたてくれれば、視聴者の目について、是正につながるんじゃないかと思いました。ってかミッドナイトショーをもっと増やして欲しい。シネコンの方が遅くまでやってるしなー)

新文芸坐
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シネマアートン下北沢
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あたりチェックしよっと。