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around サブカル ch 

〜コミュニケ/サブカル/音楽/会社人生などを語るをしてみんとして〜

労働者という観点から見た場合、自分を守るということを教育すべき

追記:本当に「風俗をやる前の自分には戻れない」から「やってはいけない」のか?

http://vaginally.hateblo.jp/entry/2013/12/11/173337

 このエントリーも確かに体験者の声のようになっているが、そうなのだろうか?

風俗をやる前の自分と変わってしまうのは、穢れたといった精神的なものもあったり、金銭感覚というような感覚的な問題なものなのかもしれない。

 が、穢れという意識そのものが私はあまり好きではないのである。

昨今、風俗あるいはAVへの敷居がドンドコ下がっていっている今、こういう警鐘鳴らす系で話を感情論で訴えかける方法は俺はあまり好きではない。

 AV女優であろうが何であろうが、労働として自分を売るという事で、リスクをとってリターンを得るなら別にそこは他の労働と変わらないのではないか?さらに、金銭感覚がおかしくなったり、精神的に何かきたりしたとしても、その後挽回するというエピソードは存在しないのだろうか?

 一度彼方へ行ったら戻れないという文法そのものが何かが好きではない。確かに、この彼方は通ると戻り難い、しかし、行ってしまえばすべてが消し飛ぶというようなものではない。ただ、大きく言えるのは、彼方へ行きがちな人は、おそらく此方に戻るのも難しい人である可能性が高いということだ。

だからOKではないだろう。ただ、何となく、止めどなく広がる暗闇のようなものを見せることで相手を牽制するような北風手法だけでなく、オープンに相手になっとくできるような議論を俺はしたい。

 

ここから元々のエントリー 

 

ああ、遅かった!!性風俗で働くということ

http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-14bb.html

 このエントリーおよびブクマを見ていると、デリヘル嬢は被害者として語られている。日本の性教育の遅れ/箱ヘルが減った/本番行為がないのでコンドームをつけない。

 なんとなくデリヘルの話になると身構えて、被害者にしたがるが、労働者という観点からこのエントリーを掘り下げてみる

 

デリヘルという仕事のハイリスク・ハイリターン

デリヘルで働く人はいろんな理由はあると思うが、基本的には短期間で高い給与を得ようとする事があるだろう。ハイリスク・ハイリターンの仕事であることは、これは性教育でもなんでもなくて、誰もがわかることだ。

それとも、性教育でそこまで教えるのであろうか?

誰もが本能的に気づくようなレベルの話えある。

 

その一方でリスク側である、病気を回避するこは、ピルを飲む、婦人科に行く、

定期的に検診に行くなど、できなくはないことである。

 

リスク管理はめんどくさい 

要はめんどくさいのである。めんどくさいからデリヘルをやる。肉体労働なので、疲れる。婦人科に行くのは大変なので、めんどくさい。

 

かといって、これはデリヘルだけの話ではない。

どんな労働も疲れるし、そこで病気になったら、病院に行って、安静をして治さねばならない。 まーなんとかなるっしょー。これが本当のところだと思う。

 

別に、労働時間を減らして、医者に定期的に行けばいいはずである。

 それができないのはめんどくさいから。この一点につきるだろう。

 

デリヘルという仕事は特殊なのか?

 

 デリヘルという仕事は俺は別に否定はしない。

というより、俺が女だったとして、その世界に足を踏み入れていないかどうかわからない。基本的な女性の価値を男性の性欲に向けて発信し、売りつけるという商売は

むしろ商売の基本なのではないか?とさえ思う。

キャバクラだったら、アリなのではないか?

 

そもそも、女性の中でそういう一面を男性に対して行っていない人

(コンパでおごられるのは当然というのも殆どその類)

は少ないのではないかとさえ思う。

AKBもそうじゃん。

 

別に悪いことでない。ただ、実態はそうであるのに

俺はデリヘルっていうと身構えて、なぜか一方的に共感しようとするこの

論調に違和感を持つ。

 

そもそも商売をしているのであれば、しかも、

ハイリスク・ハイリターン型の商売であるならば、それを理解し、

リスクを抑える努力をしなければ、当然努力を怠ったと見るべきなのである。

 

教育というのであれば

 ここまできてふと思うのは、デリヘルってブラック企業とかと同じではないのかと思う労働時間が長く、ハイストレス、病院に行くこともやになる。

 

そうなってくると、ブラック企業でハイストレスにさらされている労働者の方が

大変だ。ハイリスク・ローリターンで、しかもそのストレスの一部を

彼女たちデリヘル嬢のハイリスク・ハイリターン型の商売に搾取されている

こともあるかもしれない。

 デリヘルが持つ、構造は、そもそもビジネスとしての基本である、

ある欲(性欲)をマネタイズした、ビジネスであり、その労働者が

自分を守るためにどうするか?ということじゃないのか?

 

労働者という観点から見た場合、自分を守るということを教育すべき

我々日本の過酷な労働者と、デリヘル嬢が持つ構造は変わらない。

 搾取をされやすく、めんどくさがりで、言いなりになりやすく、

一番大事なもの(健康)を後回しにしてしまう。

 

であるならば、教育として行うことは

単純にコンドームをつけましょう。避妊をしましょうではないはずだ。

 っていうより、日本の労働市場が

抱える問題の方がもっと重大だし、性教育なんてどうでもいいこと

をやっていないで、自分を守るための教育をするべきではないのか?

 

キレイ事を教えること、それは一面である。

汚いことを教えることもそれは重要である。

そして、後者の引力にそまらず、前者に関わっていくための議論をしたいんだけどな。。

 

(参考文献?)

 なぜ彼女たちは出会い系に引き寄せられるのか

「彼女たちの売春(ワリキリ)」著者、荻上チキ