ユベントスvsモナコにみる 現代サッカーは細かい差で点差がひらく
チャンピオンズリーグを見てみたわけですが、今回のチャンピオンズリーグって割と
地味にサッカーの進化が極まったものを見せられている気がします。
バイヤンが敗退し、バルサが敗退し、新参?のモナコとアトレチコが”資格ある” 棚ぼたを手中にしましたが、結果、レアルとユーベです(でしょう)
結果はこの10年を象徴する、バルサ、バイエルンが敗戦し(しかも負けるときはボロ負け)、10年前を象徴する、レアル、ユーベが全くチームの中身を変えて戻ってきました。(※ただし、ブッフォンを除く)
まさに、時代がマイナス10~15 年した感があります。
むかしはあるリーグが強いとそのリーグのチームで固められたような気がしますが、今はどのチームも相当実力がハイレベルで拮抗しています。
資本と実力が一致せず、マネーゲームを頑張っている割に、なんだか微妙なチームと、伸び伸びと強いチームが高いレベルで肉薄し、チャンピオンズリーグで各国集めてみると、いい感じの意外性の連続です。
数年前は”バルセロナ”劇場、”バイエルン”劇場と、ある国のあるカラーが衝撃を産みましたが、それすら通用しなくなり、その国のどのカラーかが分からない状態です。
つまり、本当の意味でのチャンピオン”ズ”リーグな気がします。
こんなにどこのリーグも強いチームをそれなりに持っていた時代はない気がします
そのために、特徴として
1 世界の最高レベルでも、少しのパワーバランスが狂うと異様に点差が開く
2 守備センスの高まった攻撃的選手
3 もちろん攻撃的な守備選手 しかも多数
4 サッカーの高速化に審判がついていけない(マジでオフサイドがわからない)
モナコのサッカーはホームでらしさを見せながらもディバラの”守備力”によって敗戦しました
あまりに高速化したサッカーはタレントが大量にいて、簡単にワンミスが大量失点につながります。
バルサが結果大逆転できなかったこともありますが、
守備もする攻撃的なサッカー選手が増えました。